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太古のお絵かき手順 2/2 [お絵かき]

前回の記事「太古のお絵かき手順 1/2」はこちら


ブラウン管へのラップの貼り付けが終われば、いよいよグラフィックエディタ88(以下GE88と略します)での作業です。

retro_024.png

今回は、この絵の制作過程を説明します。



《グラフィックエディタでの作業》


1. まず準備として、画面全体を2色でタイリングしておきます。

 2色で交互にタイリングしておくことで、画面上でドットが数え易くなります。


2. ラップに描かれた線画に沿ってトレースします。

手順2:トレース


3. トレースが終わったら、顔を描きます。

 顔は後で肌色をタイリングするため、単色で塗りつぶしておきます。

2804381487.png
 顔を描くと絵の全体イメージが掴み易くなります。


4. 髪を黒色で塗るための準備として、輪郭と「つや」を境界で囲みます。

2804435332.png


5. 髪の毛を単色で塗りつぶします。

2804452417.png
 GE88 はペイント時の境界色を複数指定できるので楽ですね。


6. 色変換で髪の毛を黒色に変換します。

2804464821.png
 境界線も含めて黒色に変換されました。


7. 髪の毛の「つや」の部分をダークグリーンに色変換します。

2804491316.png
 今回は範囲を指定して色変換しています。

2804514612.png


8. 背景をグレーにするための準備として、服の色を変えておきます。

2804570090.png
 黒/青のタイリングが黒/水色に変わりました。

2805015069.png
 はみ出した部分は手作業で修正…


9. 背景を色変換で灰色にします。

2805032208.png


10. 服の色を元に戻し、顔を色変換する準備をします。

2805142042.png


11. 最後に肌色の色変換をすれば完成です。

2806265486.png
 肌色の部分は複雑な3色タイリングになっています。



今回は太古の画像と寸分違わないモノを作成したので2時間ほど掛かりましたが、この程度の絵だと慣れれば1時間ほどで描けちゃいますね。

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