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TL/1 Programming in 21st century [プログラム]

日頃からレトロなネタを求めてネットをうろつく事が多いのですが、パソコン用の古い言語関連の情報って本当に少ないですね…。
たまに見つかる事があっても、実際に使用してみた感想というより、ネットから拾い集めた情報の要約のようなものが多い事が残念です。

昨日見つけたサイトの TL/1 に関する説明は「変数がバイト型だけ」とか「コンパイル速い」とか、どうにもマイナスイメージの付きまとう書き方になっていました。(たぶん私の見方が歪んでいるせいでしょうが^^;)
こういう書き方をされると、「8 ビット CPU では、16 ビット演算ができない」と言われたのと同じように感じてしまうのですが……。
「果たしてこのサイトの作者は TL/1 でプログラムを書いた事があるのか?」と訝ってしまいます。


それはさておき


これまでのデモ作成関係の記事へは、こちらからどうぞ。

久しぶりだ…

デモ作成中…毒

デモを公開しました

次回は、実行形式のバイナリデータ(T88 形式)を公開する予定です。
こっちじゃ無理なので〔本館〕になりますが、こちらでもお知らせします^^




デモ作りを始めたのには、↑↑で書いたようにネットではあまり良い印象のない TL/1 の実力を知ってもらいたかったからなのですが、デモ動画の公開だけでは TL/1 の実力を示した事にはなりませんので、今回はデモのソースファイルを公開します。

このソースは TL/1-PC(PC-8001用)を元に PC-8801 のグラフィック機能を活用できるように KCB が独自に拡張した TL/1-88G によって書かれています。

TL/1-PC との相違点は、
  • BASIC の REM 文を使用してソースを格納する方法を使用していないので、行番号の後ろに ' (アポストロフィ)が付かない
  • 'begin', 'end' が多くなると可読性が低下するため '[' や ']' を使用できるように拡張されている
  • PC-8801 のグラフィック機能が使用できるように、組込みプロシージャ(gmode(), hline(), hpset(), hpoint() 等)が追加されている
  • Super-text 機能が使用できるように 'write()' プロシージャのファイル番号が追加されている

等が挙げられます。

そのため、そのままの状態では TL/1-PC や他の TL/1 処理系ではコンパイルが通りませんので、ご了承ください。
また、このソースはプロトタイプとして Windows 上のエディタで作成したものです。
あっ、TL/1-PC のソースでは付いているはずの行番号が付いていませんねA^^;
PC-8801 のソースと相違点が無いかチェックをしておりますが、漏れがあるかもしれません。
その点も重ねてご了承ください。


ソース全体で 400 行程度ありますので、読む心構えのある方だけ↓の「続きを読む」をクリックしてください。

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